こんにちは!
駆け出しライターzunyan(ずにゃん)と申します。
フリーランスになったら、再就職手当はもらえないと思っていませんか?
実は、しっかりと準備をすれば、フリーランスでも再就職手当をもらうことは可能です!
「申請をしてから1年後に支給される」という方もいるようですが、
私はすぐにもらうことができました。
今回は、タイトルの通り
フリーライターの私が再就職手当をもらえた実体験をお話しします。
私は、2022年2月に会社都合(コロナ不況)で退職することになり
3月からフリーランスに転向しました。
完全に未経験からライター業を始め、今はクラウドソーシングでお仕事を受注しています。
それではさっそく
お話ししていきます!
再就職手当とは
まず再就職手当についてご説明します。
再就職手当とは
…失業保険を受給している期間に再就職が決まった際にもらえる手当のこと
「ハローワーク就職祝い金」とも言われていて
失業保険をもらっている人が早期に就職することを応援する制度です。
もう少し具体的に言うと
もらっている人
失業保険の受給期間ギリギリまで
再就職しない方が
お金もらえるんじゃない?
と考えてすぐに就職しない人がいると本末転倒になってしまうので
すぐに就職する人の損がないように「再就職手当」という制度を設けているということです。
再就職手当の支給額は、以下のように定められています。
【再就職手当の支給額】
・失業保険の受給期間のうち
3分の2以上の期間を残して再就職
…残りの手当の70%
の額が支給される
・失業保険の受給期間のうち
3分の1以上の期間を残して再就職
…残りの手当の60%
の額が支給される
再就職が早いほど、高い額が受け取れる仕組みになっています。
再就職手当をもらえる条件
再就職手当は勝手にもらえるわけではなく自ら書類を用意して申請することが必要です。
また、再就職手当をもらうためにはいくつかの条件を満たしていなければなりません。
元会社員からフリーランスになる場合、以下の条件を満たすことが必要です。
(詳しくは厚生労働省のウェブサイトをご覧ください)
【再就職手当をもらうための条件】
①待機期間(会社都合の場合は7日)満了後であること
②受給期間のうち3分の1以上の期間を残して再就職すること
③離職前の雇用主と密接な関係にある事業を始めた場合は不可
④給付制限がある方は、待期期間満了後1か月の期間内はハローワークまたは職業紹介事業者の紹介による就職であること
⑤1年を超えて事業を続けることが確実であると認められること
⑥雇用保険の被保険者であること
⑦事業開始より3年以内に再就職手当(または常用就職支度手当)をもらっていないこと
⑧失業保険の手続き前に採用が決まっていないこと
参照:厚生労働省都道府県労働局公共職業安定所(ハローワーク )地方運輸局「再就職手当のご案内」
特に⑤1年を超えて事業を続けることが確実であると認められることがポイントです。
1年以上事業を継続する証明ができなかったために
・再就職手当をもらえなかった
・1年後に再度申請した
というケースがネット上にたくさんありました。
再就職手当をもらうためのフロー
再就職手当をもらう流れはこんな感じでした。
【再就職手当をもらう流れ】
失業保険を申し込む
↓
認定後7日間待機(待期期間)
↓
開業届提出
↓
ハローワークで
再就職したことを報告
↓
再就職手当の申請
↓
約1か月半後
手当が口座に振り込まれる
ハローワークに再就職したことを報告した際に、再就職手当の申請までその場でできるかな
と思っていたのですが、私の場合、一旦持ち帰って再度申請にくるように言われました。
再就職手当をもらうために用意したもの
再就職手当の申請時に必要な書類は以下です。
【再就職手当に必要な書類】
①開業届のコピー
②本人確認書類
③1年以上事業を継続することを
証明する書類
開業届はfreeeで申請していたので、保存したデータを印刷して持っていきました。
「1年以上事業を継続できる証明」がネックだと思っていたので
zunyanは書類をたくさん準備しました。
具体的には、以下の画面をコピーして持っていきました。
①ランサーズのプロフィールページ
②ランサーズで「1年以上の長期依頼」
と記載がある案件オファーページ
③②の案件に採用され継続依頼が来た時の
案件オファーページ
④給与が振り込まれたことが確認できる
ランサーズのぺージ
⑤個人ブログ(zunyanblog)の
運営者情報とお問い合わせページ
⑥領収書
①ランサーズのプロフィールページ
「クラウドソーシングから仕事を取ってきますよ」という証明のために用意しました。
プロフィールページには、専業でライターを始めたという文章を入れていたので、事業がわかりやすかったと思います。
②ランサーズで「1年以上の長期依頼」と記載がある案件オファーページ
最初は、ランサーズで「1年以上の長期依頼」の文言があるプロジェクト案件を探して応募しました。
この案件に応募すれば、1年以上事業を継続する証明になると思ったからです。
③②の案件に採用され継続依頼が来た時の案件オファーページ
②の案件に応募し、採用され、給与が支払われ、継続依頼をもらって初めて「1年以上事業を継続する証明」になると思ったので、継続依頼をいただいたときのオファー画面も持っていきました。
④給与が振り込まれたことが確認できるランサーズのぺージ
これは、上記の案件だけでなく、ほかのタスク案件なども含めた給与がわかるページを提出しました。
「実際にお金を稼ぐことができているか」は重要な判断ポイントな気がします。
給与振り込み前だったのでランサーズのページを持っていきましたが、銀行振り込み画面のコピー等でも良いと思います。
⑤個人ブログ(zunyanblog)の運営者情報とお問い合わせページ
ランサーズのページだけで足りる気もしたのですが、念のため個人ブログのコピーも持っていきました。
個人ブログなどのサイトは、審査する方が実際にサイトをチェックしたりもするようです。
⑥領収書
領収書については、zunyanは事業を始める時にプリンターがなくて不便を感じたので、プリンターを買い、プリンターと用紙の領収書などを持っていきました。
ブロガーの方は、ブログ開設する際にレンタルサーバーを契約したときの領収書を持っていくといいかもしれません。
申請は直接ハローワークに行った
申請は郵送でも可能なのですが
zunyanはハローワークに直接提出しました。
もし不備があったら郵送の場合時間がかかると思ったからです。
審査する人がわかるように、書類には付箋(大きいサイズ)に説明のメモを貼って持っていきました。
ハローワークの方からは特に質問もなく、無事に受理されました。
再就職手当をもらうことができました
申請してからちょうど1か月半後、
申請が通った証明書が届きました。
その1週間後、
無事手当が振り込まれていました。
やったー!
zunyanの場合、電話での確認などはなかったです。
未経験からいきなりフリーランスの世界に飛び込んだzunyanにとって、
再就職手当がもらえたことはとても大きいです。
書類の準備はちょっと大変だったけど、慎重に進めて良かったと思います。
「これからまたお仕事がんばろう!」
という気持ちになれました!
これから再就職手当をしようと思っている方へ
フリーランスだからって再就職手当をもらえないわけではありません!
これから再就職手当を申請しようと思っている方は書類をしっかり準備しましょう。
特に「1年以上事業を継続できる証明」がポイントです。
再就職手当を貰えると本当に大きいので、
面倒に思っても、申請してみることをおすすめします!
この記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき
ありがとうございました!
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