こんにちは!
元営業職ママのzunyanです。
こんにちは!
夫です。
最近、男性の育休取得が推奨されるようになってきましたが
実際に育休を活用した男性が身近にいなくて困っている…
という方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな方に向けて
男性育休をとったわが家の実例をご紹介したいと思います。
この記事は、こんな方におすすめです。
・いずれは育休を取得したいと思っている
・会社から育休を取るように言われているが
身近に取った人がいないので不安
・妻にとって夫が育休をとるメリットが
本当にあるのか知りたい
わたし(妻)目線だけでなく、夫からの意見も踏まえてお話しします。
ぜひ参考にしてくださいね。
当時の私たちの状況
ご参考までに、当時の私たちの状況をお伝えします。
ちなみに夫が育休を取得したのは2020年です。
当時は、今よりも”会社として育休を推奨する風潮”はまだ薄かったように思います。
【当時の私たちの状況】
・はじめての妊娠・出産
・夫婦共働き
(夫:メーカー勤務、妻:不動産営業)
・実の両親、義理の両親ともに
遠方に住んでいる
・里帰り予定なし
・夫の部署内に男性育休取得なし
・夫の会社全体でみると
1週間ほど育休を取る事例が多め
コロナ禍だったこともあり
里帰りは考えませんでした!
夫が育休を取らないと
産後ワンオペの状況でした…
正直、もし夫が育休をとれなかったらどうしよう…と思っていました。
無事に取得できて本当によかったです。
育休を取得した時期はいつ?
夫が育休を取得した時期は
産後すぐ~2か月ほど
です。(※当時は男性の産休はありませんでした)
産後すぐの時期に育休を取ったのは本当に良い選択だったと感じています。
育児においてママと同じスタートラインをきれるからです。
「夫に育児を教えた」というより、「一緒に覚えていった」という感じ。
”二人三脚でがんばった感”があります。
育休をとる時期に悩んでいる方は
産後すぐ~をおすすめします!
男性育休はいつごろ申請した?
確実に育休をとりたいなら
早めに相談することを
おすすめします!
わが家の場合、育休取得する4か月前くらいには上司に相談していたと思います。
夫の会社では、当時「普通社員が2か月育休を取得した実績」が少なかったため、早めに相談しました。
最近は、男性の育休を推奨している会社も多いので、もっと遅くても大丈夫かもしれません。
ただし、引き継ぎを考えると、早めに相談するに越したことはないと思います。
男性育休中は何をしていた?
※男性が育休中にやることは
・ご家庭の状況
・里帰りの有無
・育休取得時期
などによって、大きく変わると思います。
以下は、あくまでわが家の一例として参考にしてください。
・里帰りなし
・親は遠方住み
・産後すぐ~の育休取得
のわが家の場合
夫が育休中にやったことは
授乳以外すべての家事・育児
です。
わが家の場合、産後すぐは家事を分担していませんでした。
夫がすべてを担う…というより、可能な範囲で色々やってくれた感じです。
産後すぐのママの状況
ここで少し脱線しますが、産後のママの状況についてお話しします。
男性も女性も知っておいてほしい内容なので、ぜひ読んでくださいね。
産後すぐのママは、実はお腹の中に「大きな傷」を抱えています。
帝王切開でお腹の表面にも「大きな傷」を抱えていたり、会陰部分に傷があったりする方も。
産後すぐのママは「大けがをしている」と考えると分かりやすいかもしれません。
この傷を治す方法は「自然治癒」のみです。
しかし、傷を治す期間は、ゆっくり休めるわけではありません。
なぜなら、生まれたばかりの赤ちゃんがいるから。
3㎏ほどの小さな存在は、誰かのサポートなしでは生きていけません。
ママはからだの痛みに耐えながら、授乳やおむつ替えなどで赤ちゃんを守らなくてはいけません。
しかも、第一子の場合、これはママにとって「人生で初めての経験」。
不安な気持ちを抱えながら、傷を抱えながら、必死で命を守るのが、産後のママなのです。
詳しく知りたい方は【助産師HISAKOの子育てチャンネル】のこちらの動画が参考になると思います。
(初産のママ、パパには特におすすめのYouTubeチャンネルです)
ママのからだが元の状態に戻るまでには産後6~8週間かかるとされており、この間を「産褥期(さんじょくき)」といいます。
産褥期は母体を休めることが重要で、この間に無理をすると回復が遅くなってしまうことも。
特にパパは
上記を思い出して
産後のママをサポートして
あげてほしいなと思います…!
男性が育休中にやることリスト
育休中に夫がやったことは授乳以外の家事・育児!
とお話ししましたが
「授乳以外の家事・育児」といわれてもピンとこないと思うので
具体的に育休中にやることリストをまとめてみました。
【育児】
・おむつ替え
・赤ちゃんの着替え
・沐浴
・ミルクを作る
・ミルクの洗浄、消毒
・抱っこ
【家事】
・買い物
・洗濯物を回す
・洗濯物を干す
・洗濯物を取り込む、しまう
・食器洗い、片付け
・料理
・掃除
完璧にこなすのは無理なので
できる範囲で頑張りましょう!
ちなみに私の場合、産後1か月は会陰裂傷が酷くて立っているだけでも辛かったです。
しかも1時間半おきに授乳していたので、もうフラフラでした…
特に長時間立つ作業をやってくれたのが、ありがたかったです。
幸い夫ががんばってくれたので、産褥期を過ぎてからは元気に動けるようになりました。
夫に心から感謝です…!
ママに寄り添うことも大切
上記に加えて、ママの心に寄り添うことも大切かなと思います。
産後のママは、ホルモンバランスが変わる影響で、心が不安定になることも…。
私も産後すぐは
意味もないのに
涙が出てきたりしました…
この間に全力で夫が寄り添ってくれたことは、たぶん一生忘れないと思います。
夫が育休をとって良かったこと
私たち家族は、男性の育休をとって本当に良かったと感じています。
具体的に、良かったと感じることは以下の3つ。
①夫婦仲が良くなる
②子どもがパパ大好きになる
③ママの自由が増える
1つずつお話ししていきます。
夫婦仲が良くなる
夫の育休期間を経て、より夫婦のきずなが深まったと感じています。
正直にいうと、私の産後1か月はとてもハードでした。
完全母乳育児でスタートしたのですが、ひどいときは1時間半おきの授乳。
産婦人科の母乳指導のもと搾乳や少量のミルク追加などもやっていました。
乳腺炎で熱を出したことも1回ではありません…
正直あまり記憶がないほど
辛かったです…!
この期間、パパはほとんどの家事をしてくれ、育児も全力で向き合ってくれました。
育休中に頑張ってくれた夫への感謝があるので
育休後、帰りが遅い夫に対しても優しく接することができたと思います。
また、夫も育休中に育児・家事の大変さをわかってくれたので
夫も私の育児・家事について寛容でいてくれました。
パパが仕事に復帰してから完全ワンオペになりましたが、大きな喧嘩もなく、ずっと仲良しです。
育児で大変なことがあっても
「この時期乗り越えたから大丈夫だよね」と
笑いあえます!
子どもがパパ大好きになる
いわゆるイヤイヤ期、パパイヤ期真っ最中の年ごろの息子ですが
息子はパパが大好きです。
これは育休をとったことと直接関係があるか分かりませんが
いままで息子が「ママじゃなきゃダメ」という経験はほとんどなかった
ように思います。
夫婦仲がいいのも理由かもしれませんが
どちらにしても育休をとったことによるメリットです。
ママの自由が増える
産後数か月で、一人で美容院に行くなどの外出ができました。
私が外出している間、パパが育児をしてくれるためです。
新生児期から育児に向き合ってくれているので、パパに預けるのが心配ではありませんでした。
授乳があるため長くても4,5時間が限度でしたが
一人で外出できると、本当に気分がリフレッシュします。
適度にリフレッシュできる機会があったことで、息子に毎日笑顔で向き合えたのかもしれません。
男性の育休にデメリットはある?
夫が育休をとるデメリットが気になる方もいるかもしれません。
わが家では、男性育休のデメリットはほぼありませんでした。
育休をとって
本当に良かったです!
収入に関しては、確かに一時的には減りますが、育児休業給付金を貰えます。
育児休業給付金は「思ったよりも貰えたな」という感じでした。(個人差があります)
また、夫が育休をとったことによる会社での不利益は特になかったと思います。
ただし、育休中に引継いだ夫の仕事は、そこまで進んでいなかったそう。
育休の期間や、会社によっても異なるとは思いますが…。
わが家では
育休取得のデメリットより
メリットの方が大きかったと感じています。
男性育休をとって家族仲良く暮らしていこう!
さいごに、男性育休は私たち家族にとって大きなメリットがありました。
もし男性育休を考えているなら、ぜひ取得してほしいです。
また、育休期間中はママと子どもを全力でサポートしてほしいなと思います。
男性育休をとって、家族仲良く暮らしていきましょう!
この記事が参考になれば幸いです。
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最後までご覧いただき
ありがとうございました。
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