HSP×ゆるミニマリストの私がたどりついた「物欲を抑える3つの方法」

HSS型HSPの私は、「モノ」によるストレスを減らすため

”ゆるミニマリスト”を目指しています。

（※HSS型HSPとは、過度に繊細で傷つきやすいが刺激を求める気質のことです）

しかし、時には「物欲」が止まらなくて、どうしようもないことがあります。

何度も失敗してきた私ですが

最近では、物欲を抑えることに成功しています。

今回お伝えするのは

についてです。

物欲が沸くのは「不安」だから

そもそも物欲が沸くときって、どんなときでしょうか。

HSP気質をもつ私の場合は、以下のようなときが多いです。

「自分に自信がなくなって不安なとき」と言い換えてもいいかもしれません。

今回紹介する「物欲を抑える3つの方法」は

上記のような”不安”を解消して、自分の心を満たす方法です。

特にHSPさんは不安による物欲が多いかと思うので（私だけかもしれませんが…）

今回紹介する方法が、きっと役に立つはずです。

物欲が止まらないときにする3つのこと

物欲がふつふつと沸いてきたとき

私は以下の3つのことをして、物欲を抑えています。

なお、上記の3つは、ショッピング中にできることではありません。

ECサイトを見ていてポチリたくなったときや

無性にショッピングに行きたいときなどに、試してほしい方法です。

①身の回りの「モノ」をメンテナンスする

ひどく疲れていたり、頭の中がごちゃごちゃしていたりするとき

私の場合、身の回りも散らかっていることが多いです。

そして、身の回りが散らっているときほど、物欲が止まらなくなります。

例えば、こんな感じです。

そこで、まず身の回りをきれいに整理して、物欲のもとを抑えるというわけです。

洋服が欲しいとき

私は洋服が大好きで、すぐ欲しくなるのですが

そんなときは、まずクローゼットを整理するようにしています。

整理といっても、断捨離ではありません。

上記のように

”今ある服”を丁寧に扱うことで、自然と物欲がおさまってきます。

（あれ、ネットで見て欲しかった服、今持っている服と合わないな…）

（欲しい服より、持っている服の方がおしゃれかも…）

（今持っている服と大して変わらなくない？）

なんてことにも気づきます。

バッグが欲しいとき

新しいバッグが欲しくなった時は

手持ちのバッグと、その中に入れている持ち物を整理します。

また、型崩れやほつれ、角擦れなどがないか確認し、糸が出ている場合はカットします。

このとき「バッグに入れているけど使っていないモノ」がないかも、確認しています。

靴が欲しいとき

靴が欲しいときは、靴磨きと、靴箱の掃除をします。

ついでに玄関も掃除すれば、気分も爽快です。

スニーカーであっても、ブラシをかけてほこりを落とし、ソール部分は消しゴムなどで磨くようにしています。

化粧品が欲しいとき

化粧品が欲しくなったら、化粧ポーチとその中身をきれいにします。

化粧ポーチを掃除するときは、古い化粧品や使っていないモノもチェックするといいかもしれません。

アイシャドウなど、粉が飛んでパッケージが汚れているときは、ティッシュなどで拭きとります。

リップなどは、表面を削ってきれいにすることが多いです。

ブラシやパフは洗って、干しておきます。

なお、私は買い物時に「一軍だけ」を意識しているので

今持っているものは全てお気に入りです。

そんなお気に入りたちを、改めてじっくりメンテナンスすることで

いまあるモノへの愛着が高まり、新しいモノへの欲が自然と薄れていくのです。

②自分のケアに時間をかける

物欲が高まる理由の1つに

自分に自信が持てなくなっていることが挙げられます。

HSPの私は、自分に自信がなくなってくると

人目がさらに気になり、今持っているモノにも自信がなくなることが多いです。

自分に自信さえあれば、持っているモノなんて気になりません。

こういうときに有効なのは

です。

たとえば、以下のようなことです。

美容院やエステなども素敵ですが、物欲が高まったときは「お家でできること」をおすすめします。

そもそも物欲があるときは、外出先でも必要以上に散財しがちだからです。

自分のケアをするときに重要なのは「自分の心を満たすこと」。

自分に「お疲れ様」という気持ちで、丁寧にケアをしていきます。

自分のメンテナンスをしていると

身体がリラックスするとともに、自分の心が満たされてくることに気づくと思います。

昨日より肌ツヤがよくなるだけでも、自分に自信が少し持てるはずです。

自分の心が十分満たされたら、物欲なんて消えてしまっていることも多いもの。

セルフケアグッズは、上質なものでなくてもかまいません。

③本を読む

私は、物欲が止まらなくなったときに、いつも読む本が3冊あります。

この本たちは、私がゆるミニマリストをめざすきっかけでもあり、物欲を止める特効薬でもあります。

ミニマリスト系の本というと、主張が強めだったりして身構える人もいるかもしれませんが

今回紹介する本はどれも優しい読み口なので、HSPさんにもおすすめです。

本当に必要なことはすべて一人の時間が教えてくれる

ゆっくりとした一人時間は、目先の物欲よりもずっとリッチなもの。

モノを持つなら、厳選した超一流のものを少しだけ。

そんなことを教えてくれる本です。

一見ゆるミニマリストとは関係ないようなタイトルの本ですが、作者は、ミニマムかつリッチな生活のあり方を提唱しています。

見た目も素敵で、大好きな本の1つです。

無性に物欲が沸いてきたときや、疲れがたまっているときなどに、何度も読み返しています。

フランス人は10着しか服を持たない

とても有名な本なので、読んだことがある人も多いかもしれません。

「上質なものを少しだけ」という考え方は、1冊目と共通しますが、こちらはストーリー仕立て。

たくさんの服を持つよりも、一軍の服を少しだけ持つ方がシックでリッチ。

モノを消費するのではなく、大切に長年愛用していく暮らし。

読んだらすぐに真似したくなる、パリ流のライフスタイルが詰まった本です。

お金とモノに支配されない暮らし方

この本は、私がミニマリストに興味を持ったきっかけでもあります。

シンプルだけど、ポリシーを持って、こだわりの物だけを少し持つ。

お金も時間も無駄にしない、小さくて豊かな暮らし。

そんなことを教えてくれる本です。

ちょっとした便利グッズが欲しくなった時や、家に物が増えてきたな…というときに、何度も読み返しています。

個人的には、ミニマリスト系の本の中では主張が強すぎないので、読みやすいです。

物欲を抑えて”豊かなミニマルライフ”をめざそう

今回は、物欲を抑えたいときに私が行っている方法を3つ紹介しました。

物欲を抑える方法は「今あるもの」に目を向けることです。

あらためて振り返ってみると、意外と多くの物を持っていることに気づくと思います。

（必要なのは、新しいモノじゃなくて、モノと向き合う時間だったかも…）

なんてことに気づくかもしれません。

私は今回紹介した3つの方法を定期的におこなっていて、無駄な物欲を抑えるようにしています。

もちろん、物欲に負けてしまうこともありますが…

モノと向き合う時間は「豊かさ」を感じられるので、なんだか心も満たされるんです。

気になる方は、ぜひ試してみてくださいね。